最低なただ最低な日々を もう逃げ出したいんだ 窓に見る雨の音がずっと耳に残る 広がる灰の中 波間を漂っている いつだって僕が居て その外に世界があって また明日も朝が来て この音に終わりは無くて 平凡で酷く単純な夜を 君と居たいんだ 奇怪で酷く軽快な風に 耳を澄まして いつだって君が居て この街は彩度を増して 横たわって目を閉じて ただ単調な音を聞いていた 25時の冷蔵庫の音 パソコンの音テレビの音 最低だって寝っ転がって つまんない妄想さえも出来なくて 例えば今僕の隣に 君が居たならば これからこの日々 大切に生きていけるんだろうか 最低なただ最低な夜は 僕と逃げ出して 最低なただ最低な この意味のないような日々を 歩いて行こうせめて歩いて行こう もう焦んなくていいから ああ僕がこの町で この星でこの場所で 生きてたこと君にだけは 覚えていて欲しいから