まだ聞かせて 下らない話を 根も葉もない 自信に満ちた声を もっと教えて 僕の知らない世界を すぐ忘れそうな しがない事も全部 外はもう冬が来て 音の無い世界だね あなたがいてくれたら 何処へでも行けるのに まだ居させて 例えばこんな夜は ちょっとうろ覚えの 好きな歌を歌うから そっと寄り添って 月明かりに照らされ 沈んでいく街を いつまでも見ていたいの だけどもう宵は明け 闇は晴れてしまうね あなたが居ないなら ひとり暁光を待つよ 木々はもう燃え尽きて 街は雪に閉ざされ 明日が来ないなら 当てない旅にでも出ようか きっと分かっている このまま朝が来て 光が降り注げど そこには何も無いと