ゆく川の流れは絶えずして しかも元の水には非ずなんだって 僕らの過ごした時間は すぐに過去になり あとかたも無く消えていくんだろう 雨が降ったあの日は 傘を差し笑った 良く晴れたあの日は 涙が流れた 僕らは少しずつ過去に消えていく 当たり前のことだろ? なぜ胸がきしむ 惜しいから? 言葉を放てば 今はすぐに過去になり 戻れぬあの日を 積み重ねてゆく あらたな今はこれからも やってきつづけるんだろう その今を知らない人と 未来に出会うんだろう そして最果てで止まったら 僕らのいない未来が 続いていくんだろう 流れる水に同じものはなくても 同じに流れた水は ずっとそばににいる 僕らの過ごした時間が流れ去っても それはきっとかわらない 後ろに確かな軌跡を残すため 生きれる限りにただ生きていこう 進みゆこう 歩みが重なり 今はすぐに過去になる そこには 確かに 刻んだ 足跡 新たな時代が始まりつづけても 僕らの軌跡はそばに並んでる