駆け出した 歩道橋を レストランと 風の香りも ガキに混じって ブランコを漕いでいた 抗えないDNAが その笑顔に赤くなった 話していたいな 用事はないかなもっと 春風の行方を 滑り台の上で見てた 儚げなスマイリーガールは 産まれた街のことを思った 小さな涙が キラリと光ったんだ ああ 高鳴ってるDNAは 滑り台の上で大志を抱いた きみの名前が とてもすきだよ できないことってないんじゃない? いまやめちゃったら損だよ絶対! まるで魔法のように纏う 風に惑うまま ひらり青のカーディガン お説教じみた歌は嫌い 日々わからなくなるわたしのきらい 数列とか風天直下の 偶然で決まる優劣・序列 ね 大人になるって何だろう そう悩める僕らはなんだろう "その時間こそが華だよ"なんて 悟り切った台詞で片付けないでパパ 明けない夜はないとか言う? 喩えはいらない!僕らの応酬 本音で話そうって言われたって それが分かれば悩みはしないのに 儚げなスマイリーガールは 不思議と桃の香りがして ああそうなのか もう春なのか 抗えないDNAが その笑顔に赤くなった 話していたいが もう春だった ああ