浜辺は今日もグリコの容器が 転がって コーヒーのアイスを分け合って 噛んでいる 金木犀の香り 誰かを思い出しているような パラソルを眺める睫毛の震えも 青すぎちゃってかなわない ガールフレンドいつかは 一緒に暮らそうね ガールフレンドいつかは… まるで口癖みたいに 浜辺は今日もだらしない僕らを 笑うようです 珈琲のアイスを買うにも窮している 免許証の写真これだけが俺を 確かめる たった1つただ1つだけの術 「あなたって本当は もっと優しい顔をしているのにね? もっと優しい顔をしているのに」 あの子が 今日もどこかにいるってことにした くて 少年は彼女のワンピースを着ている その想いがいつの日か 天国のあの子に届きますように 天国のあの子にいつの日か 届きますように 思い出には敵わない ガールフレンドいつかは 一緒に暮らそうね ガールフレンドいつかは… まるで口癖みたいです