嗚呼 開いた鳥籠 外を見つめて 「届け」と祈るだけの君へ 嗚呼 風が吹き込んだ窓の外 瞳に映り込んだ烏が 気ままに鳴いている そう 想い焦がして鳴り響け 「躊躇う事などもう此処には無い」 と突き刺す唄を その声で あなたはその夢と願いと共に歩める 日々など疾うに その手の中に在ることを知る 嗚呼 僕等は夜を塗り重ねていく これまでの灯が消えぬ様に もう枯れる事など無い羽が 引き留めた奇跡で輝きを増す様に いつでもその夢と願いと共に歩める 日々など疾うに その手の中に在ることを告げる いつかまた君と共に飛べるように 僕等はまだ唄う