身分証明

歌詞

お財布を 紛失してからあっという間に 二週間が経ち 先日2023/8/4は一粒万倍日、 天赦日、大安 重なった 最強開運日だったらしいけれど 芸能人の方も結婚を 発表されたりして 藤田ニコルさんとか 羽生結弦さんとか とても良い日だったらしいけれど 僕はお財布を探していた いつもの朝からいつもの夜へ 通った後は何も残さない 残らない 思い出以外は 僕は欠けた前歯でお財布を 探していた 指くわえて見てる間に その指もふやけるくらいあっという 間に 宴もたけなわ から天高く積みな ペン絡ませたわがまま 身分を証明する物を今何１つ 持っていない だから、 この右手のマイク１本で身分を 証明する 何なら前歯すら折れてここにはない でも、 心が折れない限りライブだって 出来る 欠けた前歯でも遜色ない活舌で そのチケット分以上の価値を叩き 出す これはまだまだこの先を望む 生きがいの力 ４年前に前歯を 折った時に歯医者さんに前より少し 長めの前歯にしてもらった 何となく長い方がカッコイイと 思って そしたら、 やたらビールジョッキやマイクが 前歯にぶつかる様になった 前歯は４年間のダメージで 折れたんだと思う つまりは、 生きがいにぶつかり続けた代償 つまりは、 オレの生きがいに 付き合ってくれてありがとう 淡い期待が消えて行くのと 比例する様に 次を見据えて手元に揃っていく 再発行通知 蒸発しない情熱ほどほとばしる 時に眼球の血管すら破裂させるが 秤で比べたら 敵うものなんてないさ 「これだけやって来た」 「どれだけやって来た」 そんな事はわざわざ言わなくても 第一声に宿るらしいよ これからはせめて前歯を ビールジョッキと マイクにぶつけない生き方を いや、短めの前歯を いや、生きがいにぶつけて 前歯折れたとしても相変わらず 折れない心を 歯医者さんで先生に歯が折れた 理由を聞かれたら 「生きがいとぶつかって 折れた」って言う 「また、 生きがいとぶつかって折れた」って 言う 身分を証明する物を今何１つ 持っていない だから、 この右手のマイク１本で身分を 証明する 何なら前歯すら折れてここにはない でも、 心が折れない限りライブだって 出来る 再発行されることのない 絶対に無くさない身分を証明する 手段に 出会える確率は 限りなく０に近い 再発行されることのない 絶対に無くさない身分を証明する 手段が 生きがいになって今日まで連れて 来てくれる 機会は二度とない この瞬間は 再発行されることのない絶対に