暁鐘

歌詞

この街から消えゆく日に あなたに送るよ 言葉はちょっと苦手な僕だった 叶わない願いなんてないと 信じていたから あなたをそっと抱きしめて泣いてた 誰もいない駅の片隅で響いた 朝になる光に怯えた僕らは 形を切り取られ　彩は増してく それでも満たされることはない ゆらゆらと揺れている愛 それはつまり幻想と 呼べるものかい？ このままじゃ変えられない運命 これは僕の目の前で散ってしまう 孤独だから 勘違いのままでいいから 優しい記憶になれ 許してくれるかい？ 何も残せぬまま あなたが見せた表情が 朝に染まってしまう この光が引き裂くなら その手は掴めないや あなたの左目が増して哀しくなる 滲み垂れた言葉じゃ愛は歌えないよ 右目は見えなくても心で感じてた その目を見続けて愛を知ったから ゆらゆらと揺れている愛 それはつまり幻想と 呼べるものかい？ このままじゃ変えられない運命 これは僕の目の前で輝くもの 希望になれ