熱い風に匂わせて・・・ 悠長なふりして 酔いの入りは夕空 笑わない桜の「メ」に 見透かされてるみたいだ 大層な秘め事 嘘っぱちでもいいから こんな寂しげな夜は 冗談で埋め合わして 苦しみの数だけ花を添える 阿 厭 阿 厭 散りばめないで 四季彩で筆は踊る 阿 厭 阿 厭 僅かな春宵を奏でた 大体を彩り 終生に拵えど 信じられるものばかりじゃ何も 始まらないや 熱い風に匂わせて ゆらりゆれる黄金の陽 馴染んだ街の片隅で 予定調和の夜が来る 切なさに塗れて花を添える 阿 厭 阿 厭 限られていた 若さで身を投げ出す 阿 厭 阿 厭 絶え間なく夢に落として ひとつふたつ明日に沿って 肥えた理性に食われた理想は 痛い痛いと顔を出して 意味を成す様な歌になって 苦しみの・・・ 苦しみの数だけ花を添える 阿 厭 阿 厭 散りばめないで 四季彩で筆は踊る 阿 厭 阿 厭 僕らは逃れられず いつかは土に還る 阿 厭 阿 厭 躊躇わないで 四季彩で筆は踊る 阿 厭 阿 厭 新たな歳月を歌うの