優しいあなたのことを考えると さよならは愛の言葉だって分かるよ わたしは少し強がって手を振った 必ずまた会えるって信じてたよ 肌寒い風が今日を吹き飛ばして 孤独な明日をまた連れてくる いつも、抱き締め合えば 抱き締められた いつも、 愛してしまうほど愛してくれた だから、分かり合えなくても 苦しくても わたしはあなたが生きたから 生きてこれた 悲しいニュースだけが流れる日も あなたがそばにいれば 幸せだったんだ かけがえのあるものばかり 手に入れて 独りで眠ることに慣れてしまったな 明け方の雨が傘を突き抜けて 心の隙間にまた流れ込んだ いつも、手を握り合えば 温められた いつも、許し合うふりして 許してくれた それが、分かち合えなくて 寂しくてさ わたしはあなたがいなければ どうしようもない 願わなければ 出会うこともなかったのに 分かってる 分かってるんだよ あなたの代わりは この世界にはもういなかった 分かってる 分かってるんだよ いつも、抱き締め合えば 抱き締められた いつも、 愛してしまうほど愛してくれた 優しいあなたの言葉が あの輝きが わたしの鼓膜を揺らすほど鳴り 響いて 今はあなたを重ねて誰かを見てる わたしはあなたが生きたから 生きてこれた 愛された日々を抱きしめたまま 同じ形の指飾りで生きていく