沈む陽が、 君のまつげをコガネに染めて 笑うその横顔に、世界が静まる 触れもしない想いが、空気を揺らし 何気ない仕草に、心がほどけた 誰もいない路地裏 二人の時間だけ 鼓膜に響く 君の息づかい 君がいたずらに笑った顔が好き 君との何気ない時間が好き 君の肌の温もりが好き 君とのキスがすき ひらひら ひとひらのキミ 濡れた舗道に映る 揃った影が 永遠にも思える ささやかな奇跡 君といれば雨の日すら退屈しない 煙る午後さえ、香るように甘く 指がふれた瞬間 世界は色を変え 時間は君に ひざまずいていた 君がいたずらに笑った顔が好き 君との何気ない時間が好き 君の肌の温もりが好き 君とのキスがすき ひらひら ひとひらのキミ