誰もが全てを知らない世界で 怯えない朝がほしい ねえ、楽園じゃなくていい 笑いあいたい 僕の冷たい声も 当たり前の世界が もうそこに来ているんだ 都合のいい技はいらないわ 目の前の行く手阻む人そこどいて 独りじゃわからない、 僕に教えてくれよ 新たな窓の見つけ方を 羨ましいんだ、美しいその声が 祈るより響く鋭いフォルマント 綺麗かな この変な模様 今なら解るのかな 抱きしめたいな僕の鋭い爪も 当たり前の世界で ねえ、ここは地続きなの? ふざけあいたい僕の尖った牙も 痛くないように、ねえ 君は僕と同じ? 都合のいい顔したくないな 初めて届いた本当のスピードに 誰もが全てを忘れた世界で 怯えない朝を待つ僕は… 「生まれ変わりたい」 そんなんじゃなくってさ、 消えゆくまごころを もう、見送りたくないんだ! 強がりももういらないね この日からはずっと 減らない牙の輝き