これはもう 忘れてしまってもいいけど 君と私のとある話です 夕暮れ小焼けが 元快晴空に浮かんでも 聞こえていないふり 流れ星を待つにはきっと早すぎて 「もう帰らないとね」 街を見下ろしてる 君の横顔が少しだけ見えてしまった 笑っているようにも 泣いているようにも 何も言わなくてもいい 馬鹿でもいい それじゃまたお元気でね 黄昏の街を眺めて 利き手とは違う愛でも あぁ私嬉しかった さよならなんて言わないで 20Hz以下又はその1000倍以上の 存在となってしまえば 君の周りをただ漂よっているだけ 大事な言葉さえ 失くしてしまってもいい 美徳背徳も投げ捨てて それじゃまだ分からないよ 本当のことを話そうか ねぇ解らずやっていたとして 私分からず屋でもいいんだよ さよならなんて言えないよ もしももっと時が流れて 君の声も忘れて 軋轢すら恋しくなってしまったころ 藍の雫がそっと落下 透明がじわり滲んでいく 或いは乱反射 分かるかな 分かってほしい あぁ拝啓夜を想う君へ それじゃまたお元気でね 星があまりにも綺麗ね 聡明じゃ無くてよかった 私透明になれなかった さようなら愛しい人よ ありがとうまた何処かで