ああ 凍りついた 時間だけがいま ゆるやかに廻っていく 君の口から 零れていく欠片に 目を奪われる 頭が真っ白になった 見覚えのない記憶に満ちた 日記帳 すべてが蜃気楼みたいに わたしの手を離れていく 裏切りの痕跡 惨めに 蜜に溺れるわたしを尻目に 君は誰かと笑っていた 最初から全部が嘘だったの? わたしじゃない誰かと 重ならないままで いられはしなかった? 傷をつけるためなら どれだけ良かったか 涙も枯れたあと 止められないfrustration 屈託なく笑う君と 崩れ落ちて消えていく自尊心を もうきっとやり直せない 何かがぷつりと切れた 壊れてしまった均衡が あの日抱いた想いも 心臓が高鳴る感覚ももう手放した わたしの中の暖かい色 ぜんぶ抜けて濁っていった いまここにあるのは真っ黒 だけ どれ だけ 叫ん でも あなたはわたしを取り戻せない 散らかり放題の小さな部屋 目を覚ましても悪夢が離れない 眠りの中へ逃れたいと叫ぶ また空の容器が転がった 「誰のために生きているんだ」って 心巣食う悪魔が囁く 何も知らずあなたは輝く Believe it more, and believe it more 復讐しなきゃいけないな あたしだけがただ割りを食うのはな 強迫観念 Do or Die 収束は無い ただ終わらせたい この煙に溶けて 消えていければいいのに その前にあなたが 消えていけばいいのに ああ もう全部終わりにしよう わたしの人生ごと あなたを終わらせる ああ 居るはずのない神に 中指立てたままナイフを突き刺した