「僕は...もういない」... 君の 傍に 僕はもう居ない 盗まれてしまったアイデンティティ 焦げる千日 価値も何もない 夢見がちな少年の目は いつのまに濁り 淀む 紡いできた言葉たちは 色を無くし 乾いたまま佇んでいる 輝いていたはずの過去が 笑顔でさらりと傷を抉る 想いを隠せば 無かったことに出来ると思ったの? 心はそんなに器用に出来ない 分かってるだろう 巫山戯た仮面を 外すことがそんなに恐ろしい? 偽らぬ声で君に告げさせて 「僕は変わる」と 怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な 予防線 怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な 怠惰な 予防線 何度も重ねた予防線の その裏に隠した劣等感を 変われない自分の先入観を 守ってる怠惰な予防線 まっさらな砂漠に一人いるような 感覚になって 視界がクリアに開けてく 痛みも 祈りも 受け容れよう 羨望も嫉妬も喰らうことで 大きく育つ糧 統べて飲み込んで 今に盗み出す 君の心を 奪って 奪われて 魂に上等な餌をやろう その果てに何か 手に残るものがただ答えだろう 苦しみを飼い慣らし 手に滲んだ血の痕 いつか澄んだ瞳に 映る景色 輝いていた 想いを隠せば 無かったことに出来ると思っていた 心はそんなに器用に出来ない もう分かってる 巫山戯た仮面は 形さえ記憶に残っていない 偽らぬ声で君に告げた今 「僕はもういない」 「僕はもういない」 「僕はもういない」