素敵なラブソングなんて 僕には描けないけど 君との未来図は驚くほど 鮮明に描けるんだ ねぇ、気付いてた? 恋が愛に変わった瞬間を 魔法のように僕の心にそっと 溶けていく君の色が綺麗で 真っ白に輝いたこの世界に 僕たちはあの日から 愛を彩ってきたんだ 繊細で美しく 花のような 君の笑顔を ずっと大切にそう 大切にしてゆくから 愛してる。なんて甘い言葉 僕には似合わないけど 君と選んでゆく人生の ファッションは ぴったりと似合ってるんだ笑 ねぇ、気付いてる? 最近は僕の臆病な指先も 君よりも先に手を握るんだ 昔の僕じゃ想像もつかないけど 真っ白に輝いた君の姿は 光射す天使の翼?笑 表現できない 不意に涙が溢れて 気づいた時は君の手を握って 綺麗だよっ。と伝えていた 物語の最終章なんて 僕らには分からないけど 最初の1ページは きっと そうきっと 真っ白に包まれた 君の顔を見つめて 震える手 ぎゅっと握って 解き ベールを開いた そこにいたのは君で ほら涙がまた溢れそうで 真っ白でまだ何もない僕らの未来は 僕たちで今日から 夢を彩ってゆくんだ 幸せにするからね 君は頷き、僕は肩に触れて 静かに、そして優しく キスをした
