いつかきっと いつかきっと 辿り着けるさ 面影に縋って歩いてた 昨日に別れを告げた 秋風 長い 長い 長い 暑さはやっと過ぎ去って 次の季節の始まりで待つ君に 会える喜びを スマホに閉じ込めて置いていたら 誰からからの イイねが一つだけ付いてた いつかきっと いつかきっと 辿り着けるさ 微かに聴こえてくる 蒼い声に 見失って 気付き また逸れても 歩き続ける 記憶の中に 優しくそっと触れた それは 君の冷えた指先によく似た 色なき風だった 大丈夫っさなんて 軽々しい言葉 塞ぎ込んだ夢 閉したまんま 傷付けてた陽炎に サヨナラを いつかきっと いつかきっと 巡り会えるさ 微かに覚えている あの日の歌 口ずさみ歩く 秋の夜空に 手を振る君 離れてゆく 慌てて 走って 追い続けた そこで待ってて 必ず 辿り着くから この季節が終わる前に 色なき風と共に
