いつも通りに改札を抜けて いつも通りにこの道を歩く いつも聴いてるお気に入りの あの曲を選び 流して 家へと帰る それはなんでもない、なんともない 当たり前のことだけど 私たちはそうやってずっと 選んできた 今日も 今も 無意識を片手に この世界に生きる人は皆 幸せに出会うために 日々の中で迷って 悩んで 悔やんで それでも探しつづてるけど 目には見えない 見えるはずもないから つい気付かずに 無理をしてしまう 頑張っても報われない社会を 抜けたくも 現実の外に出られる定期券はない ただ書いてある区間に 縛られる毎日 虚しくもなお 見過ごすだけの人生だ それを変えたくて 壊したくて 行き先も知らないホームに立った 連れ戻しにくる あの罪悪感に 気付かれないように 慌て飛び乗った 初めて見る景色の美しさに 見惚れながら涙こぼれた 幼い頃 夢見て 心に閉まってた 今からでも間に合うかな? 近くに座ってた 子どもの笑い声に 何故か心も軽くなっていた いつかあなたが選んだ道の終わりに きっと探し続けたものが 見つかるからだからその時まで どうか自分を信じていて 今日も一日おつかれさま
