その音に触れた時 心が抜け出すような気がした 蛍みたいにふわふわ飛んで 光の軌跡を描いた まるで線香花火のような だけど愛しい光 ただ見守って 太陽と手を繋いで 歩いていけたら 心が僕の身体を どこへだって連れてく 今にも駆け出しそうな この僕の心 待たせたね やっと行けるよ ほら 太陽の手を取って その音に触れた時 駆け出した心を追いかけた 届きそうで届かないこの距離 顔を上げてはっと気づく いつからだろう 周りを見たら 並んで走る仲間たち 僕ひとりの夢だった光を みんなで追いかけていた まるで天の河のように 呼応する星のユニゾン ほら 瞬いて 夢を見失っても 夜空を見上げれば あの満月の輝きが 太陽の光と気づく 星座の仲間たちと 道を探し出す 始まりの想いがよみがえる 初めて音に触れて 心にうずきを覚えて いつからか大切な友が ほらひとり またひとり 誰も欠けずにただ信じて 僕を守ってくれた だから 今踏み出せ 勇気の一歩 きっと太陽は今日のために ずっと待っていたんだ 今 夜が明ける 太陽と手を繋いで 歩いていけたら 刻んだ足跡たちが 物語を唄う どこまでも続いている 目の前の大地 果てにある目的地は いつでも僕を 待っている ほら 太陽の手を取って その音に触れた時 抜け出した僕のあの心は 今も太陽と手を繋ぐ僕に 何度でもエールを送る