そっと空の上の小さな窓から覗くと 地球は水の星 青空を映した ほら雲が切れてグレイの翼の影が 海のうえ滑りだすよ また君と出逢えた この星の真上さ 人は理由さえも知らされないまま ここへ来るの 思い出せない約束いつかしたみたいに そして誰かと 出逢うの ずっとその寝顔を見てたら まぶたの裏が熱くなった 水の上に落ちてゆく稲妻 眺めているように どんな幸福も背中に悲しみ隠してると 知っているから誰でも この幸福な日々が もっと心に しみるの ひとりぼっちじゃ 生きられなくて 流れ続ける 裸の水たち 人は理由さえも知らされないまま ここへ降るの いつか果たせず終わった約束を もういちど守り どんな幸福も 背中に悲しみ隠してると 知っているから 誰でも この幸福な日々か 深く心に しみるの