Track by高橋理奈
孤独から選ばれた 少年のように 君は徴笑う 足を舐め波が引く 青空は雪の前兆れ 透明な ありふれた人なのに 君は特別な人 言葉より沈黙で優しさを知る 盗まれた夏草の 輝きのように 君は歩く 懐かしいひとたちの 風が吹く君の背中を 愛してる 少年の頃のことを話すと 泣きたい気持ちがあふれる そっと触れた爪も目蓋も 虹が流れる孤独の部品 少しずつ死んでゆく 星にいることが愛しい 君に逢えて ありふれた人なのに 君は特別な人 真夜中の青空を見てる気がする