すさんだ夏の少年たち 夜明けを待っている空地 天国のすれすれを飛ぶ鳥の群れ スノードームの街のようさ 見えない悲しみか吹雪く 憧れがまたひとつ壊れそうな星の片隅 ひとりぼっちなのに愛が こんなにあふれてる もう夢も見ない心に こんなにあふれてる 裸のまま 柊の葉先でそっと 十字を指先に切った 街角で欠けてゆく心を叱って 黙った音楽のように 悲しみも少女のように感じない魂に かすかだけど聴こえてくるよ ひとりぼっちなのに愛が こんなにあふれてる もう夢も見ない心に こんなにあふれてる 水のように ひとりぼっちなのに愛が こんなにあふれてる もう夢も見ない心に こんなにあふれてる 裸のまま