明け方の空と 静けさの中で 虚ろな夢を醒ます 脱ぎ捨てたシャツに 似合わない花の名を 残したまま 君の肌に触れた残り香で 時は戻らない定めを知る 涙まだ冷めない想いさえ 君は知らないままで 手詰まりの日々は 二人を離して 何処へと向かうのだろう 君が笑う度 細める目元がただ 愛しかった 恋は咲けば儚く 愛は実れば重たく どちらを選んでも そこに居場所は無いこと わかっていたのに さらばまだ蕾の恋のように 僕を映し出す二重瞼 いつの日か色付く花模様 思い出になるでしょう 君の肌に触れた残り香で 時は戻らない定めを知る 涙まだ止まない想いさえ 出来る事ならまたもう一度 君と巡り合うまで