神様、頼りあるものが欲しい どうか、どうか、僕を描いてくれ 形ない物だけ歌ってみたい 欲しいものは色彩だ 影が欲しい、今すぐ欲しい 街中ならある筈だ、色が 何故か不思議で、綺麗なんだ 色がないのに ただ、僕ら信号機と横断歩道 待って、見てよ、 沢山色が落ちている だけど、歪んで、見えたわ 蘇芳、冬青、藍の種 夏に、浮かんで、空に登る透明が 僕らの、音楽だけが全てで 記憶だけを日乗に書き換える 季節毎、一つだけ 綺麗なものが見つかるさ 光が欲しい、影は要らない 街中なら差し込むだろ、光が 何故か不思議で歪むんだ 色があるのは ただ、深く いつものように歩くよりも なにか、思って、色を拾おうと思う だけど、歪んだ 世界は現実の世界みたいだ 季節に、価値など今は無い ただ、僕ら信号機と横断歩道 待って、見てよ 沢山色が落ちている だけど、この歌、歌っても 価値がないのだからさ まぁ、いいから日乗にする