藍の種を蒔いた桜の蕾に深く 雨にも風にも負けないように 藍の種を蒔いた 染めゆけば春や色彩だらけ 世界は見物にするだろうから 世界は歴史に残すだろうから からからな陽に濁す笑顔 綺麗なピンクよ今だ、 此処に咲き誇れ 綺麗なピンクよ今だ、 此処に太陽 春の訪れを受け入れて 僕らは息をする ぱっぱっぱって咲き誇って あっはっはって笑顔になって だんだん育つのは この春で終わらせたくない さっさっさって書き殴って 書いた日乗読み返すのは 今までどんな季節だったのか 思い出す為だ 「この世界は透明でできている」 僕ら命あるうち見たいもので 心を癒すばかり 今、ロックンロールはかき鳴らす 世間に批判の声、上がろうとも 命あるうち好きなことだけを 冷える前に、やりたくなったんだ そうか、そうか 楽しむ物は終わりがあるんだ 色のある季節は惜しむ人ばかりだ 忘れていた、楽しみが増えるなら これでいいだろう 朝焼けと夕焼けの色は素敵なもので 人は何を残して生きて何を思って 死ぬんだろう それは、今だ誰も明かすことの 出来ない魔法だから ぱっぱっぱって咲き誇っても あっはっはって笑えなかったら 今を生きることは窮屈なだけなんだ 早く笑えるようになりたい 自由に見える世界が欲しい 色を付け続けることは案外難しい 今までどんな季節だったのか 思い出す春だ