夏が始まる 私は 雨が降ると頭が痛い 何をすることもできない 体が重くなって往く 空をただ見上げてる 綺麗だと嘆いた君の瞳 嘘つきはどっちなんだと 綺麗事も流してる 君を泣かせてる 君とこの先の人生は 見えないでいる ただ、ただ、風よ吹かせ 雨を吹き飛ばせ 俯きながら一人で 顔を隠すことも無いまま それでも確かに息をする もう何もかも辞めたいんだ 家に戻って薬を どうでもいいんだこの街も 君のことも さぁ、吹き飛ばせ何もかも 私の体も全部 喉が詰まる、嗚呼。 これで終わりだ全部 涙も何も出ないさ それでも何か一つ やり残しは無いか。 空をただ見上げてる 綺麗だと嘆いた君の瞳 嘘つきはどっちなんだと ただ君を泣かせている 最低な私 なんの匂いもしないわ 瞼を開けば人がいるの。 嗚呼、何も分からないの 私は誰だと 嗚呼、語りかけてる君 記憶を失うことも どうせ、君は愛の言葉 をかけるだろう それならいらない