真っ黒な服の中の歪んだ顔と出逢う さっきまでの表情は 一切見せないみたい 凡な言葉で焦らしても所詮は 土壇場の独りよがり虚しさと 煩わしさを勢いで消し去る 恥じらいなんかいらないから朝まで 思いの丈をぶつけてよ 運命なんて陳腐な言葉を前に 小さく笑った2人 今日は19時終わりなんで なんでんかんでん辺りで会おう 薄暗く濁ったこの街は 夜になると明るくなる そんな言葉で焦らしても所詮は 幼気な首飾り 向かいに立つ ウェイトレスに嫌気がさしてる もううんざりした 目の前の叫び声が うねるように噎ぶように 綺麗に聞こえる 恥じらいなんかいらないから朝まで 思いの丈をぶつけてよ 運命なんて陳腐な言葉を前に小さく 笑った2人 恥じらいなんかいらないから朝まで 思いの丈をぶつけたら 渇いた 朝に照らされながらありふれた道を 歩く 何気ない顔で歩く