つんざくような雑音の中 君の声を思い出す これ以上は触れられないと 気付く事も出来なかった 時が過ぎても失わないようにと 見慣れた場所に戻っては 変わってしまった距離と愚かな程に 変わらない記憶を握りしめて 優しさが時に痛くて 胸の奥に突き刺さる 眺めていたこの空でさえ こんなにも悲しくする 忘れていたものが音を立てて動き 君の存在を確かめる 伝えたい言葉をそっと紡いでくよ ありのままの僕を伝える為に 誰にも言えない募る想いが 膨らんでは消せずに 目を凝らしても見えなかったのに 今はこんな凛として 僕と君しか知らないこの街にも 今も変わらずあるように 届かず消えた想いも この夜空に 大きく綺麗に咲き誇っていく