駆け抜けた氷上の街は、どうも、 溶けだしていたようだ 繰り返し再生したんだ僕は 掠れた円盤を買った夜だ 濡れていく街並みと僕は、どうも、 取り残されたようだ 無くしたことも忘れていたんだ 掠れた円盤を買った夜だ 透き通る声聴いてたんだ 遠い存在と距離が 交われば終わるように ぶつかって砕け散った 揺れだした金盞花も 幻想と知ればどうだ? 不条理も酸いも甘いも無いな ひたすらに助けを待ってたんだ Lo-Fiなインディーズ掛けて ノイジーなギターに揺られたら Luckyを少し吹かして 僕だけの時間を過ごして往く 眼前に障害は無くて アクセルを踏みぬいたら 凪いでいた風も吹き荒れる 相対的な、エモーション