騒音の中、雨に打たれた変拍子の歌 喧噪と情景、 揺らぐ渋谷のスクランブルへ 幻想と化した、 江東区のさらに奥の開発 日差す街道、 砂になってしまった様だ それは雨が止んだ所為だ 潤いだけが枯れ、スラムになった 昨日から、雨が止んだまま 最後に、溶けだした感情の海 不確かに、君が言ったのは 何だっけな 忘れてしまった様だ、言葉 溶けだした夜にサイダー 幾つもの旅飛び越えて さまよい続ける都会で 果てしなく空が広がった 渇きが眩暈に代わった 冷めない夢を手に取って 捨ててもまた戻す情景 汗をかくサイダー 手に届かない距離で笑ったまま