そしてまた逆戻りの日々 いつになったらすぎていくのか うさんくさい話ばかりで しょうもないうそばかりなんで 一人で言葉を見つけないで 急いで言葉を探さないで 高架下の公園には きのうからだれもいない 遊歩道の砂をふむ音だけが 近づいてまた遠くなる 一人で言葉を見つけないで 急いで言葉を探さないで ぼくらは少しずつこわれていく 歩き出したその瞬間から 別に悪いことじゃないんだ だから 朝か夕方かわからない くもり空の光の中を 倒れそうに進む二つの影は ぽつりとつぶやいてた 一人で言葉を見つけないで 急いで手をはなさないで ぼくらは少しずつこわれていく あの日 君が投げた想いは いつか離れてしまうだろう いつかかなってしまうだろう ぼくらは少しずつこわれていく