田舎のうだる雲と からっぽの道路 ため池の緑の面に 終わりかけの夏が映る 汗を手のひらにためながら 意味のない時間は いつまでも続いていく ばね工場 ばね工場 ばね工場の昼休み ばね工場 ばね工場 ばね工場の昼休み 虫の声が昨日より小さくなって なくしたボールを探す子供が走った ぼんやりこもった頭には 何の感情も 今は入らないよ ばね工場 ばね工場 ばね工場の昼休み ばね工場 ばね工場 ばね工場は錆びていくだけ 海の見えない僕の街に 黄色い秋の風が少し 元気な人もそうじゃない人も 同じように押し出していく ばね工場 ばね工場 ばね工場の昼休み ばね工場 ばね工場 ばね工場の昼休み ばね工場 ばね工場 ばね工場の昼休み ばね工場 ばね工場 ばね工場の昼休み ばね工場 ばね工場 ばね工場は夏休み ばね工場 ばね工場 ばね工場は錆びていくだけ