ミッドナイト・ルーム 時計の針がため息をつく 重ねた言葉も 指の温度も カーテンの隙間に消えていく もう戻れない わかってるのに 積み上げたレコードの隙間 埃をかぶったままの約束 静かに響くターンテーブル あの夜と同じリズムで揺れる ソファに落ちたシャツの袖口 ふと触れたら少しだけ冷たい 思い出は色褪せるものなのに まだ鮮やかに滲む横顔 振り向けば そこにいる気がして でも影はどこにもない ミッドナイト・ルーム 時計の針がため息をつく 重ねた言葉も 指の温度も カーテンの隙間に消えていく もう戻れない わかってるのに ラジオのダイヤル少しずらして 知らないメロディに耳を預けたら この痛みも 少しだけ 遠くなる気がした ミッドナイト・ルーム 夜の帳が静かに降りる 新しい朝の匂いがした 私だけの時間が始まる
