零れ 落ちた 雫と 消ゆる 羽音 飛び 翔ない 我儕にも 有る 雲路 尸解の 骸の 如くに 蹲いたる 此の 身 遠き 歌に 身を 焦がした 儘 騒めきも 怒りも 命駕の 如 過去も 前世も 都ての 此処 才めきも 伎癢も 請い捨てられたら 此の 空に 徒で 歩き出したい 崩れ 落ちた 傍に 消ゆるは 音 薄紅の 花にも 無い 憐れ 斯界を 統べる 御託に 流されぬ 倖い 唯 望むは 火を 点せる 様 騒めきも 怒りも 命駕の 如 過去も 前世も 都ての 此処 才めきも 伎癢も 請い捨てられたら 此の 空の 下で 歩き出したい 遂げたら 終わりを 探して 然らねば 翼翼と 舞え 愛しむ 詩想が 翼と 轟きも 力も 胎芽の 如 明日も 未来も 未しの 此処 華めきも 枝葉も 咲うに 付せたら 此の 道を 空と 歩き出したい 産まれ 落ちた 沈くに 映ゆる 鋼 嗾けない 我儕に 有るは 鬩ぎ