目の前に広がるビュッフェの海 キラキラ輝くスイーツの城 手を伸ばしたいその瞬間 頭の中で警報が鳴る 「食べたいのにアレルギー!」 心が叫ぶ切ないブルース 隣の友達はパクパク笑顔 私は指を止めたまま エビの天ぷら誘惑してくる チーズピザは湯気を上げてる ナッツチョコは甘い微笑み だけど私には禁断の実 ラーメンのスープひと口だけで 体が赤い警報ランプ 「おいしい」と言いたいその裏で 涙目になる現実さ 「食べたいのにアレルギー!」 このフレーズ何度つぶやいた? 我慢のカウントダウン続く お腹も心もぐーぐー鳴る 誕生日ケーキ、ローソク吹いて みんなが分け合う幸せ時間 私の皿だけフルーツ盛り それでも笑顔を作ってる でもね、本当は思ってる 「一口くらい大丈夫かな?」 小悪魔の声がささやいて 理性と胃袋バトルする 「食べたいのにアレルギー!」 逆境さえも歌にすれば 同じ悩みの仲間たちと 笑い飛ばせる宴になる アレルギーは壁みたいだけど 乗り越える工夫もある 代わりのレシピ探しながら 私だけの幸せ探すんだ