ドアの向こう側で 誰かの声が聞こえる 何もできないまま帰る僕を 嗤う僕の声だ 瞳に揺らぐ炎と血が滲んだ唇 解けないブーツの紐 壊れかけた心がひとつ 頷ける日常 ひとりぼっちじゃ意味がない 友達はいつまでも僕を 友達と言ってくれるだろうか 這い蹲る玄関口 明日ここにベッドを置こう 倒れ込む床が冷たい 過去最高に優しい闇 誰か この張り詰めた心を 融かして下さい もう一度 このドアの向こうに希望を下さい 苦痛に目が覚める 疲れる理由もないのに 自分で自分を抱き締めて眠る夜に ボーナスをくれよ 配達のジャンクフード ギリギリ 僕は生きている 解けないブーツの紐 要らない理由ばかり目に付く どうか 僕に明確で有意義な役目を下さい もう一度 心の形を正して下さい 何が正しいかも正しく言えない 傷を付けられても 傷付ける勇気はない 君の正しさにこの身を投げれば 面倒見てくれるかよ 訳ないよね 他人どうし もう頭のネジを取っ払って 思うまま叫べばいい 頭のネジを取っ払って 思うまま叫べばいい 頭のネジを取っ払って 思うまま叫べばいい 頭のネジを取っ払って 思うまま叫べばいい