遠くを歩く背を横目に 進めないままでいる影法師 守るものだって何もないくせに 無駄に殻で塞いだ 弱虫泣き虫でいいから 時よ早く経て、鳥よ運んでくれ こんなに弱虫泣き虫でいいかな 思うまでもない 嫌いになってたあの歌も 見るはずのなかったその瞳も そう、残っているのは愛しさだけ 哀しみだけ 弱虫泣き虫でいいよな 今日の昼飯は君との思い出だ お茶にも少しそれを混ぜてみる そして未来に映る私は 最高に綺麗だろう 離れるのが苦しいんじゃない 上書きされるのがとても怖くて そんな君のためにさ 端の方で囁いてる 遠くを歩く背を横目に 進めないままでいる影法師 ならそのままでいればいいじゃない 弱虫でいいから