夜風がそっと心を撫でては 消えていく 気づけば今日も 今日にさよならなんだ 見せかけだけの充実感に 見惚れては僕が薄れていく 歩き疲れた軌跡が 僕を見つめてるんだ 月明かりに歌え 言葉 忘れるほどに いつか思い出せたなら きっともう大丈夫さ 思いよ 轟け 空まで 春風に舞い上がれ 涼しい声が遠く響くいつもの夜 変わりゆく変わらない景色見てた 心のままに生きていたのに 今は少しだけ怖くて 僕の全てががらんと 崩れ落ちてしまいそうで 萌ゆる緑濡らせ 溢れてしまわぬように やがて数えきれぬほどの光 夜を照らすから 心よ 煌めけ 露より ただ先を見つめて もう分からないんだ 教えてよ 失いたくないんだ 今までを 月明かりに歌え 言葉 忘れるほどに いつか思い出せたなら きっともう大丈夫さ 思いよ 轟け 空まで 春風に舞い上がれ