ほの暗く花曇りの学生街を抜けて サビ色の高架下から見上げる空 晴れ渡った土曜日 木漏れ日と 呼べないくらい斑な彩りが 君の背に 妙につややかな染みをつけて 僕は煙草を吸った あぁもう二度とかえらない瞬間を 目をこらしては思い出に焼き付けて ただひとつだけ残るのは今日の日が 晴れだったってこと 重なり合う小さな世界を 見下ろす大きな太陽に 僕らは夢中で手を伸ばすんだ 僕らは夢中で手を伸ばすんだ 週末に 手をつないであるこうか僕たちも 鼻歌が緑を揺らす公園まで 駆け上がる日曜日 寝転んで 雲がちぎれては消える空を見て まぶしさに 僕はフワフワとくしゃみをして 君は少し笑った あぁもう二度とかえらない瞬間を 目をこらしては思い出に焼き付けて ただひとつだけ残るのは今日の日が 晴れだったってこと 重なり合う小さな世界を 見下ろす大きな太陽に 僕らは夢中で手を伸ばすんだ 僕らは夢中で手を伸ばすんだ 重なり合う小さな世界を 見下ろす大きな太陽に 色つげ合う僕らの世界を 見下ろす大きな太陽に 僕らは夢中で手を伸ばすんだ 僕らは夢中で手を伸ばすんだ