一人きりの部屋でベッドに横たわり 僕はゆっくり目を閉じる 左の耳からは君の声が聞こえて少し 顔が綻ぶ 同じ時君は一人きりで戦ってるのわ かってるけど 不甲斐無い馬鹿はただ思うことだけ ただずっとそっと君のそばにいたい と 君の笑った声も君の怒った声もすべ てが僕を優しく包み込んで まじめな話も恥ずかしい話もどれも が輝いていたんだ ほら、空が明るくなってきたよ。 朝刊のバイクの音午前三時を告げて 僕は空腹を感じる 左の耳からは腹の虫の鳴き声二人思 わず吹き出す どんな時も君のそばにいて抱きしめ たいだけなのにな 幾つもの壁が邪魔をしてくるんだ でもずっといつも君を思い続けるよ 君の息遣いも君の変な口癖もすべて が僕を優しく包み込んで これまでの話もこれからの話もどれ もが輝いていたんだ ほら、空が明るくなってきたよ。 ただそばにいたくてずっとそばにい たくて 溢れる想い抑えられなくて ただ君が好きでただ君が好きなだけ で ただそれだけを伝えたくて 君に触れた温度も君の匂いも全部が 忘れられないほど焼き付いていて 君のくれた言葉も君と見上げた夜空 も今もまだ褪せることはなくて ほら、空が明るくなってきたよ。 一人きりの部屋でベッドに横たわり 僕はゆっくり目を閉じる