夢から覚めた朝ぼらけの街 眠い目こじ開けて世界に溶ける 君の寝息と窓から漏れる日 何気ない日々が愛おしくなる 夏の匂い鼻をかすめて 思い出の中さえも 君は美しい ただ、ただ、青く ただ、青く あの空の青い理由を ぼくは知らない 風が吹いてふと我に返る 何もないままで時が過ぎてく 寄せては返す波のまにまに この身をゆだねたまま 思いは遠くへ ただ、ただ、高く ただ、高く あの空の高い理由を 君も知らない ただ、ただ、青く ただ、青く あの空の青い理由は ただ、ただ、高く ただ、高く あの空の高い理由は誰も知らない あの空のきれいな理由をいつまでも 知らない