細い腕を高く掲げて 走り寄る君の笑顔を… うんざりさ通学列車 押しつぶされそうになり ふらついた時 見慣れてる君の温もり 僕の腕の中に飛び込んできた 受け止めた両手に 胸の鼓動高鳴り 君の背を追い越してた僕に気付いた 細い腕を高く掲げて 走り寄る君の笑顔は 同級生の枠を越えて 感じた事ない痛みに 戸惑う午後 グランドを全速力で 走った夕暮れには切ない風が吹く 屋上で二人見上げた 空の色は今でもここにある 呼び捨て君の名前 寄り道した公園 川沿いの道でいつも待ち合わせた いたずらに笑うその瞳 くだらない冗談さえも 「好き」という要素になってく 叶うのなら今すぐでも 抱きしめたい!! 細い腕を高く掲げて 走り寄る君の笑顔と 右手に感じた温もりに ドギマギのままで始まる 二人の恋