朝になればおおきなおひさま まあるい地球を まあるくあたためる 見えない力で 足をへばりつけ 草もひとも建物も 空を見上げる 夜になれば ひそかに輝く 月はいつでも こっちを見ている 誰もがひととき 夢におちて 目覚めればまた 朝をむかえる あたりまえになったこの景色が いつまでも続くとは思わない まるでおとぎ話みたいな つくり話みたいな この場所で今日も なにかを求めて はかなく夢になるんだろう 難しいはなしは いつも雲のうえ こどもの僕らは なにも知らない 細胞みたいな 秩序のなかで 目覚めればまた 朝をむかえる あたりまえになったこの景色は ひとつ残らず思い出に 溶けていく まるでおとぎ話みたいな つくり話みたいな この場所で深く息を吸いこんだ これも夢になるんだろう ちきゅうはいつでも 僕らをのせて 終わらない旅路を 今日も夢みる 新しいいのちが 時をつないで 目覚めればまた 朝をむかえる あたりまえになったこの景色は ひとつ残らず思い出に 消えていく まるでおとぎ話みたいな つくり話みたいな この場所で今日も誰もが生きてる これも夢になるんだろう