神様に選ばれ 産まれ落ちた運命 誰もが喜びで満たされていた 溢れる 笑い、泣き、喜び、 あなたの名前を呼ぶ それだけで。 いつからか視界に入った 現実という名のモンスター 戦う術もない 光なき目に映らない 夢見る隙間もない日々 掌に爪痕 天才になれなかったので 君の背中が苦しくて 何者かにはなりたくて ただ足掻いた村人A 神なんていない 「努力は報われる」 「頑張れば良くなる」 そんな呪いの中で生きていくのは やめたいの 誰かの轍の上辿るのは簡単で 不安も紛れる 天才になれなかったので せめて、幸せでは居たくて 幾つも道を諦めて 辿り着いた今が全て 後悔はない 特別になりたかった 誰かに認めて欲しかったんだ 抱きしめてくれるのは、 何者になれなくても あなたは必要としてくれた 天才じゃなくても 天才になれなかったけど かえる居場所はここにあって 暗闇の中彷徨えど 名前を呼ぶ貴方の声 愛していたい