咲いていたヒマワリの黄色で 目がくらんだ日は 泣いていた君の顔さえも 忘れてしまいそうさ 飛行機雲が青空に溶け出して 夏の終わりを僕ら感じていた 重なり合う手は汗ばんで 離れていって 短い夢の続きはどこで 見られるのだろう 美しい光が僕らの前をただ通り 過ぎた 憧れが罪だとしたら何を 望めばいいのか僕らは知らなくて 退屈な昼下がりがまた繰り返しを 始めたら くだらない冗談でも吐きながら 笑っていられたのに 悲しい事など腐るくらいありふれて 気が狂いそうになる様な毎日 遠くで鳴り響く雷鳴に息をひそめて 汚れた顔を見合わせながら笑ってる 美しい光が茜色に街を染める頃 神様さえ知らない世界の終わりを 僕ら眺めている 感情さえも飲み込まれていく様な 夜の中で ただ息をしてんだ 黙って 悲しい事は悲しいんだけど それもいつかは忘れてしまうのかな ここから全てが終わりに向かってく 夜明け前 生まれてしまった悲しみを 分かち合える瞬間を僕は探していた 世界の終わりが僕らの前で 笑いかけた ひたすらに優しかった日の事を 思いながら僕らは朝焼けを見ていた