話してくれなきゃ分からない 話したところで分からないだろ 遠回りした後で ちゃんとここに戻ってきて 分かりやすくもがくよ 燃える車に 乗り込んで 星空になって 夜をぶった斬って 本当の幻を追いかけようよ ずっと思ってたんだ これは恋じゃないと思うんだ 五万フィート上空 落ちていく二人は双睛 話してくれればよかったのに 話したくても今ではもう こんなに近づいたのに ほんのり漂う影 分かりづらいんだよその笑顔 凍えているよ 連れ出して 砂漠で立ち尽くして 海原横切って 本来の居場所を探しに行こうよ きっと あってないような物なんだろうって 二万マイル海底 沈んでいく二人はカゲロウ 百の音で目を覚ます 千の色で走り出して 万の夢は未来を照らし出す 例えばそうだ僕と君とで愛を歌うと ほらたちまち外は華やいで 煌めき出すよ 御伽噺じゃないって 夢物語なんかじゃないって そう思うなら 連ねよう 不揃いの視界