「南の雲が見えるでしょ?」 月目の貴方が僕に問いかける 「置き去りの雲も見えるでしょ?」 ふざけて僕は指をさす 夢を見ていた 夏よ夏よ僕を残さないで ただ1人歩いている 今も今も今も君が呼んでいる 声が泣いている 僕の心の中に残っている 「南の雲が見えるでしょ?」 月目の貴方に僕が問いかける 夏を先置いて消えていく 「手慣れた手つき」と独り言 夢と知っていた 夏よ夏よ君を奪わないで ただ僕を苦しめる 今も今も今も君を呼んでいる 「声は今でも 君の心の中に残っている?」 ゆらゆら揺れる ひと吹きで消せない記憶 夏よ夏よ君を奪わないで ただ胸が苦しくて 今も今も今も僕は忘れない 声や仕草や君の笑顔が今も 溢れている
