夏、蜃気楼が君の姿を隠す 架空の思い出を使い果たしてしまう もう少しなんだ 届きそうで届かないそれは 文字通りなんだ 信じてはくれないか 曖昧な手触り いつまでだってわからない 憎まれたってかまわない 渚へ向かう 差される方に伸ばして 涙はとうに明後日へ アスファルトの上君の姿を映す 古風な歌をそっと口ずさんでしまう もう少しなんだ 思い出しそうでわからないまるで デジャブみたいにふとちらついては 消えていく 曖昧な手触り いつまでだってわからない 憎まれたってかまわない 渚へ向かう 潮騒のように嘆いて 涙はとうに明後日へ 曖昧な手触り いつまでだってわからない 憎まれたってかまわない 渚へ向かう 潮騒のように嘆いて 涙はとうに明後日へ