今しかないって思ってたけど 多分そんなことはないんよね 違いはないって晴れも雨も ただの水圧の気紛れ 流れてく時針だけ 君を強く否定する 規定する 群れのなか同じ夢 君は上手く泳げない 溺れるようにもがいてる 『進化の過程で私たちが手放した 水掻きは SNS 社会を渡るには 必要だったみたいだ』 君の声がふるわしたのは 大抵は窒素でたまに酸素さ 水の中で試したのは 最低な朝に飽きたからさ 止まらない呼吸だけ なのにきつく締め付ける 引き留める 綺麗事並べてた渦が今 溢れてく 手を振るようにもがいてる 『成長の過程で私たちが手放した 可能性は 余剰次元に絡みついた水』 光のカーテン 真っ直ぐじゃいられない 折り曲げられそこへ沈むのかな はなしたきたいは泡となって 君の声に境界あたえてる そのうち消えてしまう泡沫な歌 見つかることのない水底で 晴れも雨も関係ない安寧ね もらしたきたいは泡となって 僕の声の境界 溶けていく 昇っていく 沈んでいく 『進化の過程で私たちが手放した 水掻きは SNS 社会を渡るには 必要だったみたいだ』