軋む窓と 味のしない冷めた朝食 ソファーに沈み 夜が更けるまで待って 海の向こうの その先へ橇を引いて 銀の塵を吸い込んで 伴を開ける そこにだれかいるといいな そこはなつだといいな 炎を眺め 何もしないことをしてる なんて偉大な我が空想よ空高く 泥を跳ね走って … 雪の轍 辿って さあ帰ろう そこにだれかいるといいな そこはなつだといいな そこにだれかいるといいな そこはなつだといいな … もうやめよう 凍えるまえに 飛び込んだ水面がゆらゆら揺れて ゆらゆら揺れて ほらもうやめよう 夜明けるまえに 飛び込んだその先は …